大切な赤ちゃんのお口のために|新潟県 長岡市 しみず歯科医院

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大切な赤ちゃんのお口のために

  1. 赤ちゃんは少しずつ食べ物に親しみながら、「口に取り込む」「噛む」「のみ込む」など食べることを学んでいきます。様子をみながら離乳食に移りましょう。
  2. 指を吸ったり、おもちゃをくわえるなどの遊びは、離乳食を食べるために口や舌やあごを動かし、食べ物の大きさなどを感じるための準備行動です。危険なものでなければ無理に止めないようにしましょう。
  3. 噛む(咀しゃくする)、のみ込む(嚥下する)という運動が発達していくためには、歯の生え方が影響するので、歯の生え方を観察しながら、それに応じた食べ物の固さ・大きさ(ひとくち量)の離乳食に進めましょう。
  4. 離乳食を上手に噛み、飲み込むためには口(くちびる)がしっかり閉じていることが必要。スプーンなどで介助して食べさせるときもこのことに配慮し、食べさせる姿勢にも注意しましょう(やや、かたむけるほうが口の動きが観察できます)。
  5. 離乳が進んでいくと、赤ちゃんは徐々に手づかみで食べたがります。これは噛む機能の発達に大切な行動なので、十分に経験させてあげましょう(手づかみ食べには野菜スティックのようなものがオススメです)。
  6. 味覚が少しずつ発達する時期なので、ベビーフードだけでなく、お母さんの手作り離乳食も食べさせてあげましょう。食べ物をよく噛むことで味わえる味覚を感じ、いろいろな食べ物を「見る」「触れる」「香りを嗅ぐ」ことによって、五感が刺激されます。これは乳児期に限らず幼児期にも大切です。
  7. 歯が生えてくると、むし歯予防を考えた母乳の与え方や、離乳食の工夫が必要になってきます。虫歯になる前に、かかりつけの歯科医の先生に必ず相談しましょう。

離乳期から幼児期前期の子どもが苦手な食材

● ぺらぺらしたもの ・・・・・・・ レタス、わかめ

● 皮が口に残るもの ・・・・・・・ 豆、トマト

● 硬すぎるもの ・・・・・・・・・ かたまり肉、えび、いか

● 弾力のあるもの ・・・・・・・・ こんにゃく、かまぼこ、きのこ

● 口の中でまとまらないもの ・ ・・ブロッコリー、ひき肉

● 唾液を吸うもの ・・・・・・ ・・パン、ゆで卵、さつまいも

● 匂いの強いもの ・・・・・・ ・・にら、しいたけ

● 誤飲しやすいもの ・・・・・ ・・こんにゃくゼリー、もち

◎出典:日本小児歯科学会(一部改変)



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